長野県小谷村の栂池自然園を訪ねた。かつて白馬岳登山で通ったときは、自然園の中まで入らなかった。
そこで、稗田山シンポジウムのあと、猛暑の中の栂池を訪ねた。さすがに、ロープウェイ山頂駅まで到着すると、涼しい風が吹いており、暑くも寒くもない適度な気温であった。
以前に来たのは、もう10年以上前だ。おおむね風景は変わらないように見えたが、大きく変わったのは栂池ヒュッテ。かつては有料の自然園の中の山小屋という、ちょっと変わった場所にあったが、その古い建物は登山（ヒュッテ）の資料館になっていた。白馬館と小谷村営の施設はそれぞれ、とてもきれいになっていた。
以下の写真は、自然園入口から展望湿原までを周遊した順に並べてある。余計なキャプションはなるべくつけないこととした。
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 風穴の残雪に刺した温度計は、3℃を示している。この辺には安山岩質溶岩のブロックが点在する。風穴は塊状溶岩の隙間にできたものだろう。 |
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 アバランチ・シュートのような地形。 |
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 大雪渓を上る登山者がアリのよう。毎年のように土砂崩れも起こるし、落石はしょっちゅうだ。個人的には、白馬岳の山頂に行くには最も選びたくないルート。 |
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 オオシラビソの身は、数年に一度しかつかない。ロープウェイ中にも見られた。 |
 栂池自然園全景。 |
 大雪渓が望める展望台は2箇所。視界が開けているのは北側で、雪渓のやや下部まで見えるのが南側の展望所。 |
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 自然園の外にある花は、いまいち注目されていない。道ぞいなのにひっそりと咲くヤマハハコ。 |
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 ゴンドラリフトが、駅のガイドレールからロープに飛び移る瞬間。よく不完全握索にならないものと感心する。 |
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